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2013.05.01 Wednesday
以前にもお伝えしたロゴ制作のコツですが
今回も自分の当選したロゴの中から
当選率の高いパターンを紹介したいと思います。
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2012.06.03 Sunday
ランサーズのロゴコンペで1ヶ月間の当選回数が6回を達成しました(もう1つ納品済みで連絡のない案件があるので締め切りになれば7回になる予定です。)

金額にするとだいたい15万円くらいです。

提案数が64回なのでまぁザックリ計算して1/10以上の当選率というわけですが、これはロゴを中心にやってる人の中ではかなりいい数字だと思っています。中には月に100個も200個もつくって5回当選なんて人もザラにいるので、自分で言うのもなんですが優秀な方ではないでしょうか(・ω≦) テヘペロ


ランサーズを初めて4ヶ月で気づいたこと


ランザーズを本格的に初めて約4ヶ月くらいでしょうか、その中で僕はある1つの考え方にたどり着きました。ランザーズで戦うための考え方です。ぶっちゃけ泥臭いです。しかし、その考えに切り替えてから一気に当選回数が増えました。

では具体的にどういう姿勢でランサーズに取り組めばいいのか、少しだけコツを伝授させていただきたいと思います。

ランサーズは会社の仕事ではない


まず、ロゴ制作をする際どんな流れで作業を進めればよいのでしょうか?本来であれば、その会社の企業理念とか事業内容などをしっかりヒアリングして、その企業を一番よく現す造形をあーでもないこーでもないと、こねくり回しながらオンリーワンのロゴ目指しますよね。

多分w

実際、僕は企業ロゴの制作を専門にやったことがないので詳しくは知りませんが、佐藤可士和大先生の本を読む限り、恐らくはそんな感じなんではないでしょうか。しかし、僕は佐藤可士和でもなければ、ロゴ制作会社の人間でもありません。

一応デザイナーとして3年ほど色々な仕事に携わってきましたが、ここは会社でもありません。戦いの場はランサーズなのです!

そう、どんなに実力があっても10作品作って1作品当選するのがやっとという世界。当選しなければ報酬はほぼ0円。落選した9作品に費やした時間は全て無駄な時間となるのです。それがランサーズです。会社の仕事とは大違いです。

クライアントの意向を100%汲み取ることは不可能


おまけにクライアントは気まぐれロマンティック。これはランサーズに限った事ではなく、そしてクライアントの方が悪いという話でもないのですが、デザインを依頼する側というのは案外自分達がどんなデザインを欲しているのか分かっていないもんです。

それ故に、文章だけで100%希望する色や形を伝えるということは難しいです。そもそもデザインの話を文章だけで伝えるなんてそれ自体に無理があります。たまに「こんなイメージが好きです」と参照URLを貼ってくださるクライアントがいますが、そういった場合はすごく助かります。

1000文字の文章で熱く語っていただくよりも1枚の画像で理想を見せていただく方が遥かに分かりやすいのです。しかしそこまで配慮してくれるクライアントはあまり多くありません。

1作品ごとに究極マッチングを目指す姿勢はコスパが悪い


しつこいようですが、本来であればそこを引き出すのがデザイナーの仕事です。しかしここは修羅の世界ランサーズ!そんな世界で1作品1作品にピッタリマッチするロゴを手がけようなんて、ちょっと今の僕のレベルでは無理です。

語弊があるとマズいので言っておきますが、1作品1作品はもちろん真剣に作ります。ただ各企業の理想に最適化されたものをその都度作るのは無理という話です。無理というかコスパ的に優れていない。

スタイルを固定する


それが僕がランサーズで100作品ほど作り終えた時点で悟った考え方です。そこで僕はスタイルを固定することにしました。

『キャッチーなロゴを作る』

これが現時点で僕が考える最も当選確率の高いスタイルです。 あくまでも、僕的にという話ですが、実際この事を意識しだしてから当選率が驚異的に上がりました。まずお気に入りの入り方が変わります。これは何かの陰謀じゃないかというくらいお気に召される回数が増えました。

そしてスタイルを固定するので作業効率がよくなります。同じテイストを繰り返し作るので、使い回しのきく部分も多く、色などもあらかじめ用意された何パターンかの中から選ぶだけです。

やはり最終的にはセンスも大事


ただ最終的なフォルムの美しさなどを判断するのは自分のセンスに委ねるしかありません。テイストは一緒です。なので後はいかに美しい、スタイリッシュなフォルムにするか、その一点に集中して作業をすればいいのです。

自分で言うのもあれですが、その辺の審美眼に関しては、それなりにあると自負しています。むしろデザイナーなんて超一流を目指すのでなければ、審美眼(美しいものを見抜くセンス)とそれを実現させるツールの使い方さえ知ってればなんとかなるものです。

黄金の3点セット


少し話しはそれましたが具体的にどう“キャッチー”に作っていくのか?話して生きたいと思います。まず、鉄板でキャッチーなのが『球体』です。そしてこの球体と必ずセットで付け合せるのが俗に言う『ブーメラン』と『ハナクソ』です。

この『球体』『ハナクソ』『ブーメラン』という最強トリオを組み合わせることによって、非常に見た目に刺さるロゴになります。どうしてそうなるのかはわかりませんが、いくつものロゴに囲まれた中でもひと際輝いて見えるのがこの形態のロゴです。これはもう黄金比みたいなもんで何故か人の目を惹くデザインなのです。

騙されたと思って1度やってみるといいでしょう。この球体ロゴのみをひたすら提案し続けるという手法を。いままでとは違う反応に驚くことでしょう。

事実、この組み合わせの提案はたくさんあり、どのコンペを見ても必ず1つは顔をだすデザインです。節操無くひたすらこの手のデザインに微妙に変化をつけて提案しまくってるランサーもいるくらいです。

ためしに制作してみる


では、実際にどんな感じでつくっていくのか見ていきましょう。

1)まずは、ベースとなる球体をつくります。

円形のグラデーションをいい感じにかけましょう。

2)次に、ブーメランを入れ込みます。

今回はブーメラン2つを使い頭文字のPを作ってみました。

3)( ‥)ノ゛⌒・ ポイッ

仕上げのハナクソです。これがあると無いとではだいぶ印象が違うのがわかるでしょうか?

さあ、ここまでが基本となる球体デザインのやりかたです。これ1つできてしまえばベースの球体とハナクソに関してはほとんどそのままでいいので、あとは中のブーメランをどれだけ美しく、スタイリッシュに配置するかに全勢力を注げばいいのです。

さらに一手間でよりキャッチーに


このままでも充分ロゴとして成り立っているのですが、やはり少しありふれているため僕はさらにここから一手間加えます。実はこの一手間がかなり重要だったりしますので、面倒くさがらずに仕上げていきましょう。

まず、ブーメランを2つに分割し、それぞれに逆方向のグラデーションをかけます。このことによって美しい立体感が出てきます。

次に球体全体に対してツヤをつけます。ツヤは上下それぞれに1つずつつけます。上のツヤは球体を小さくして上下につぶしたような形にし、白→透明のグラデーションをかけます。古いバージョンのイラストレーターしかない方は不透明マスクを使ってください。下のツヤは上のツヤの真円バージョンのものをつくり下から上にグラデーションをかけ、これを「オーバーレイ」にします。

以上の手間をかけたものが↓のロゴです。

上の加工の中で特に効果的なのが分割してそれぞれ逆方向のグラデーションをかけるという部分です。分割の仕方は同じ図形をコピーし、その一部のラインを使ってパスファインダの分割で割ります。

以上、簡単にできるキャッチーなロゴの作り方ですが、参考にしていただけたでしょうか?是非騙されたと思って実践してみてください。

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年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/12/27
職業:
自称デザイナー
趣味:
ねこをなでまわす
自己紹介:
横浜のWEB制作会社でWEBデザイナーとして働いたのち、あまりの給料の安さに憤りを感じ、新卒から1年半で転職を決意(この時点で30歳)無謀な行動かと思いきや、携帯flashの経験が豊富であったおかげで、あっさりとソーシャルゲーム開発会社に転職成功。現在はクラウドソーシングなどでお小遣いをちまちま稼いでいます。
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